【大型・普通自動二輪車】クランクのコツ 投稿者:あさ 投稿公開日:2022年6月21日 投稿カテゴリー:資格 投稿コメント:0件のコメント 大型・普通自動二輪車教習での隠れ鬼門、『クランク』のコツをご紹介します! 1.ゆっくり過ぎず、進みましょう! 「2つ目の角を曲がるときに、片足を付いてしまう。フラついてこけてしまう。」という場合の大きな原因として、速度が遅過ぎることが挙げられます。速過ぎると曲がれませんが、ゆっくり行ってバランスを崩してしまう人は、思い切って少し速度を上げてみましょう。 「クランクは2足がおすすめ!」とよく言われますが、2足だと確実に半クラッチを使わなければならないうえに、エンストするリスクが上がります。半クラッチに自信のある人以外は(特に大型二輪車は)1足をおすすめします! 1足でクラッチとアクセルを全く使わずに、曲がる直前で後輪ブレーキを少し踏んで、やや減速して曲がって行くやり方もあります。ただ、このやり方だと、普通自動二輪車はエンストに注意してください。 2.ハンドルに頼り切らずに、ややバイクを傾ける気持ちで曲がってOK とてもゆっくり進んでいる場合だと、バイクを傾けないでハンドルで曲がってください。ただ、ほんの少し速度が出ていたら、ややバイクを傾けるような気持ちで曲がれます。 思い切って少しだけ速度を出して、目線を遠く(進む先)にする。そして、ややバイクを傾けて曲がると、意外とスムーズに出口まで行けます。 4.ハンドルだけで曲がる場合は、上半身とハンドルを水平に! ゆっくりと進み、ハンドルをしっかり切って曲がる場合は、上半身(胸)とハンドルを水平にしてください。つまり、ハンドルを動かすときは腕だけで動かすのではなく、上半身ごと動かしてください。例えば超低速走行時に左にハンドルを切ると、バイクは左側に倒れようとします。このとき上半身もハンドルと同じく左に曲げる(ねじる)と、ライダーの体重は右側に傾きます。イメージとしては、「ハンドルを曲げた方向とは逆の向きに、片方のお尻でバイクに体重をかけて傾きを相殺し、バランスをとる。」という状態です。 これはクランクに限らず、超低速で曲がるときに応用できるテクニックです。 5.前輪は、アウトコースよりを通るイメージで・・・ バイクには、曲がったときに前輪よりも後輪がインコースを通ってしまう内輪差があります。「前輪は普通に通過できたのに、後ろ側のエンジンガードにパイロンが当たってしまった!」という経験をされた方は多いのではないでしょうか。 内輪差を意識するのは少し難しいのですが、パイロンに接触しないコツがあります。クランクコースの中央と、アウト端の中間の位置に前輪を通過させるつもりで曲がってください。 6.目線は進む先に、先に!! 目線は進む先に、どんどん切り替えていきましょう!クランクに入ると、どうしても曲がる所のパイロンを注視してしまうのですが、そうすると曲がるのに適した体勢になりにくいです。クランク入り口では突き当りの曲がり角を見て、1つ目の曲がり角に入る直前に2つ目の曲がり角に視線をうつしましょう。2つ目の曲がり角に入る直前には、クランク出口に視線をうつしましょう。 このように、目線を進む先にパッパッと切り替えると、『2.ハンドルに頼り切らずに、ややバイクを傾ける気持ちで曲がってOK』とつながる走行ができます。 まとめ クランクは、パイロンに接触すると一発アウトなので、一本橋の大きな影に隠れた鬼門です( `・д・´)落ち着いて丁寧に挑めばクリアできるはずなのですが、クランクのカクカクした見た目が心理的に「これ、曲がり切れるの?」と威圧してきます。はたから見ていると、意外とパイロンとバイクの間に余裕があるように見えるのですが・・・ 筆者(あさ)の体感では、一本橋よりも目線が重要になる課題です。「曲がるときに足がついてしまう。」という方は、少し速度を上げて、目線を進む先にうつしていくことを意識してみてください。 ここで書かれているコツは、全て自己責任で行ってください。何があろうと筆者(あさ)は一切責任を負いません。 一本橋のコツはこちら おすすめ 情報系の資格情報 2024年1月30日 AWSのお勉強 2022年9月16日 【MT車】坂道発進の必殺技 2022年6月27日 コメントを残す コメントをキャンセルコメントコメントする名前またはユーザー名を入力してください メールアドレスを入力してコメント Web サイトの URL を入力してください。(任意) 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。